ビジョナリーカンパニー 時代を超える生存の法則
ビジョナリーカンパニーを読みました。
インターネット時代に適応するのか疑問に思う箇所もありましたが、概ね納得のできる内容でした。
ビジョナリーカンパニーの条件として多くの条件が挙げられていましたが、深く共感したのは次の2つです。
- 理念重視
- 人材の育成システム
理念重視は当たり前すぎることですが、本書で言及されているほどしっかりと重視する企業はあまりないのではないかと思いました。
具体的には給与制度、採用戦略に理念を反映させ地道に企業理念を守ることで企業文化にしています。
理念が空文化しないことで、その点に魅力を感じる企業文化に適合した優秀な従業員が集まる。そして企業文化が強化されるという好循環があるのではないかと思いました。
ビジョナリーカンパニーの中ではこのことをカルトのような企業文化と表現しているのだと思います。
次に人材育成システムです。
長く続くビジョナリーカンパニーは社内で後継者を継続的に育てる仕組みが整備されていると書いてありました。
日本のビジネスパーソンは継続的に学ばないという意見をよく聞きますが、ビジネスパーソンが学ぶ手段や学んだことに報いる仕組み、システムが整備されていないのかなと思いました。
ビジョナリーカンパニーを読んだあと、自分の通っている大学がビジョナリーカンパニーになるための施策について考えてみましたが結構楽しかったです。機会があれば書こうと思います。