Trello がとても使えそう
タスク管理サービスのTrelloについて書きます。
Trelloはトヨタのカンバン方式をモデルに作られたウェブサービスです。
仕組みはカードをリストごとにまとめて表示するというとてもシンプルなものですが、そのシンプルさに大きな可能性を感じました。
Trelloのどこが革新的なのかを説明するために同じような用途で使うことが想定される一般的なToDoアプリとの比較で説明をします。
一般的なToDoアプリはそのタスクをやったかやっていないかの2つの状態で表します。
一方Trelloはそのタスクを「やった状態」「やっていない状態」「取り掛かり中」「難しいから保留」などいくつもの状態の中から選んで配置することができます。
そして、それらの状態は一面に同じウェイトで配置されているので終わった作業が隠れてしまうようなことはありません。
やや不適切な例えを出すと、一般的なtodoアプリが電子工学的コンピュータだとすればTrelloは量子コンピュータです。
まだ、Trelloを使って何かを成し遂げたわけではないのでここからはいくつかの想定使用例を載せていきます。
初めに紹介するのは読書管理です。
積読本が溜まっていて、さらに過去に読んでもう一度読もうと思っている本、途中で断念して保留になっている本、今読んでいる本が入り乱れて収拾がつかなくなっていても以下のように整理することができます。
カードの中にはさらに内容を書き込んだり、一般的なチェックリストを入れたりもできるので僕はカードの中に本の感想や教養書であればテストリストを作っています。
次に紹介するのは勉強への利用です。
リストの分類はこれからやることと勉強中の分野と読んで分かる程度の理解、実装できるレベルの理解です。
ポイントは理解の中に複数のレベルを設けたことです。これによって各分野での理解の強弱が見える化します。
最後にこれはまだ試していないのですが、試験勉強用のボードです。
計画としては問題集のセクション割でカードを作る予定です。
カードの中には各セクションのポイントを書き込みます。
そしてリストは
「演習待ち」
「演習中」
「1周目」
「2周目」
「全問正解」
「理解不足」
を考えています。