ソフトウェアエンジニアに向けて勉強中です(今は応用情報技術者、そのあとはjavaをやろうと思っています)。 ここでは、勉強のこと趣味のことを書き連ねて行きたいと思っております。

読書遍歴

アニメの感想、本の感想、資格勉強の内容、プログラミング学習についてなどを短くまとめます。

パレートの法則から考える最適なプロ野球選手数

パレートの法則は全体の成果の8割は2割のメンバーが出しているという経験則です。

 

この法則だと2割の成果を出す、8割のメンバーは何をしているのかと考え次の仮説を得ました。

 

『8割のメンバーは次の2割になるための層を形成している。』

 

これをプロスポーツに当てはめると8割の成果を出す2割で構成される1軍を維持するためには1軍の5倍の規模を持った控え組織を持つ必要があるのではないかと思いました。

 

日本プロ野球で考えると1軍登録が約25人、支配下登録選手が70人なので適正人数の200人には遠く及びません。

育成契約選手を多く抱え3軍制度による層の厚さで有名なソフトバンクでも支配下育成合わせて約90人なので足りません。

 

ではマイナーリーグとして各球団が8チームもの下位チームを持つメジャーリーグはどうでしょうか?

MLBでは40人をロースターとしてメジャーリーグの試合に出場できる選手として登録し、その中から25人がアクティブロースターとしてベンチ入りします。

そして、8チームのマイナーチームが各チーム最低25人の選手を抱えているとすると(具体的な数字は見つけられませんでした)200人の選手がマイナーリーグで切磋琢磨していることになります。

 

そこで冒頭のパレートの法則を思いだすと40人のロースターに対してその5倍の200人の控えがいればトップチームの質が高く保たれることが予想できます。そして予想通りの結果になりました。

やはりメジャーリーグが世界最高峰リーグと呼ばれる所以はその経営力のみならず選手層の厚さにもあるのだと思いました。

 

 

 

野球だけでもよかったのですが折角なのでサッカーについても考察していきたいと思います。

Jリーグはリーグ全体の人数で比較していきます、

J1 571人

J2 638人

J3 376人

 

J1のチーム数が18チームなので最低限必要な人数は198人

198人を2割としたときにトップチームを維持するのに必要な人数は990人。

余裕でクリアしています。

 

もっとも、昇格を目指すJ2チームもJ1並みの戦力を揃えるでしょうし、MLBと異なりJ1が求めたからJ2、J3が有望選手を移籍させるような一方的な関係は無いと思います。しかし、各チームに下部組織があることを考えると十分な選手層は確保できていると思います。