たぬきちのビジネスモデル
今までゲームをやってこずに最近買ったswich lightとポケモン、パワプロ、スマッシュブラザーズもいまいち面白いと思えなかったのですが「どうぶつの森」のCMを見て思わず買ってしまいました。
今回は「あつまれ どうぶつの森」において主人公を無人島に移住させる「たぬき開発」のビジネスモデルについて考えていこうと思います。
あつまれ どうぶつの森 Direct 2020.2.20 無人島生活をくわしくご紹介
この動画はたぬきちが社長を務める「たぬき開発」の無人島移住パッケージのCMという設定です。
この中からビジネスモデルに関わる部分を抜き出してみます。
始めに主人公は他の動物2匹とともに水上飛行機で無人島にやってきます。
その時に主人公はたぬきちから借金を負います。
その内訳は
- 移動代
- 人件費
- テント代
- スマホ代
です。土地代は含まれていないので無人島はたぬき開発が所有しているのでしょう。
ここで大事なのは人件費です。
移動にかかった人件費という解釈もできますが、きっと無人島移住パッケージプラン全体の人件費でしょう。
すると、たぬき開発は無人島の購入費と飛行場、案内所の建築費以外の出費をしていないことになります。
次に大切なのが無人島を開拓して発展させていくのが基本的にはプレイヤーの仕事ということです。
これはゲームなので開拓ができなかったら始まりませんが、要は主人公たちは金を払って労働をしているわけです。
この映画も移住費用をはらってほかの星に移住して、その星での労働によって一生かかって債務を返済するという設定です。
次にプレイヤーは家を買います。
この時に「たぬき開発の本業であるハウジング事業」と言っています。
つまり、無人島の移住と暮らしサポートはすべて家を売るための布石だったのです。
家を売るためにだいぶ遠回りをしているように見えますが、たぬき開発から見れば、先行投資は
- 無人島の土地
- 飛行場
- 案内所
だけです。
暮らしサポートの人件費は移住者に払わせています。
そして家を売るときにその土地も合わせて売っているのでしょう。
これで無人島を買う先行投資も回収しています。
さらに大事なのは何もない無人島に家を建てて売るのと既に出来上がっている街の一部に家を建てるのでは後者のほうが高く売れます。
つまりたぬき開発は主人公らの無賃労働によって開拓された土地を売って稼いでいるので。
隙の無い完璧なビジネスモデルです。
結論
不動産ビジネスはおいしい。