ソフトウェアエンジニアに向けて勉強中です(今は応用情報技術者、そのあとはjavaをやろうと思っています)。 ここでは、勉強のこと趣味のことを書き連ねて行きたいと思っております。

読書遍歴

アニメの感想、本の感想、資格勉強の内容、プログラミング学習についてなどを短くまとめます。

Yahoo,LINE経営統合

YahooとLINEが経営統合を目指すという報道がなされました。

以前、「ソフトバンクがLINEの買収を目指すのでは」といった趣旨の記事を読んでいたのでとうとう来たかというのが率直な感想でした。

とはいえ、それによってどのような影響があるかなどはあまり考えてこなかったのでこの機に考えてみようと思います。

 

まずソフトバンク陣営にとっての経営統合のメリットです。

Yahoo!のユーザーとLINEのユーザーを両方抱えることで、ユーザー数で日本のほかのIT企業から1歩抜きんでた存在になることになります。Yahoo!とLINEはユーザーの年齢層が異なるそうなので比較的だぶりは少ないのではないでしょうか?

 

QR決済におけるシェアも高まります。もし、ペイペイとLINEpayが統合されたら他のQRコード決済は勝ち目がないように思えます。

2サービスが統合されたら独占禁止法に抵触するという記事が日経新聞にありましたが、その辺はどうするつもりなのでしょうか?

 

 

次にデメリットと課題です。

デメリットの一つとしてはこれも日経新聞からですが、新会社が韓国ネイバーとソフトバンクが50%づつ出資する形になる模様で、たとえソフトバンク連結子会社になったとしても意思決定に時間がかかるようになるのではないかというものです。

 

課題は、経営統合を果たしたとして、どのように統合を行うかという点です。

両社は類似サービスが多く、どちらかに統一するのか併存しながらリソースを共用するのかはまだ分からない状況です。どちらも、独自のポイントやサービスによって自社サービス内でユーザーの行動を完結させようとしており、相互にユーザーを誘導しあうというのは現実的はないようにおもいます。

しかし、もし、ソフトバンクがなりふり構わず通信子会社のソフトバンクからlineまでを束ねたサービスを打ち出していったら通信事業への進出を目指す楽天にとって大きな脅威になると思います。

 

 

 

株式市場は、楽天が下げたのは当然として全体的に資金の移動があったように見えました。僕のポートフォリオは2%ほど下がりました。

びっくりはしましたが、落ち着いて長期保有方針のユーグレナ楽天KADOKAWAを買い増しました。