ソフトウェアエンジニアに向けて勉強中です(今は応用情報技術者、そのあとはjavaをやろうと思っています)。 ここでは、勉強のこと趣味のことを書き連ねて行きたいと思っております。

読書遍歴

アニメの感想、本の感想、資格勉強の内容、プログラミング学習についてなどを短くまとめます。

アリペイから見るQRコード決済の今後

 

アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム

アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム

 

現在この本を読んでいます。アントフィナンシャルは阿里巴巴関連企業でアリペイ(支付宝)や芝麻信用の運営会社です。

この本ではアントフィナンシャルがどのような経緯で誕生し発展してきたのかが書かれていましたが、その発展の経緯が面白いくらい日本のメルペイに似ていて驚きました。

 

アリペイはもともとアリババの運営するマーケットプレイスタオバオ用の決済ツールとして誕生しました。

その後、受け取った代金を次回決済に使うためにプールしておけるようになり、最終的にオフライン店舗でも使えるようになったそうです。

 

メルペイもメルカリなイブの決済ツールとして誕生しオフライン店舗に拡大しています。

 

この他にもテンセントが運用するウィーチャットペイのとった拡大戦略はline payを彷彿させます。

 

lineスコアやyahooの信用スコアサービス。line pocket moneyも中国市場で既に現れているサービスによく似ています。

line投資やline証券もアリペイが実装した余利宝に対応したものとして実装したのではないでしょうか?(日本のような超低金利環境では余利宝のような元本保証の運用はできなそうです。)

 

おそらく(確実に)各QRコード決済事業者は中国の先行事例を研究して意思決定をしているのでしょう。

 

そうなると、中国のQRコード決済が現在に至るまでどのように発展してきたのかを調べれば日本で今後どのようなイベントがあるか予想できそうです。