ソフトウェアエンジニアに向けて勉強中です(今は応用情報技術者、そのあとはjavaをやろうと思っています)。 ここでは、勉強のこと趣味のことを書き連ねて行きたいと思っております。

読書遍歴

アニメの感想、本の感想、資格勉強の内容、プログラミング学習についてなどを短くまとめます。

信用スコア

信用スコアは最近だと中国で普及しているものが有名ですが、もともとアメリカなどでクレジットカードの返済記録などをスコア化したものだそうです。

 

中国のケースでは決済記録などの経済的記録だけでなく、犯罪歴や交友関係などをスコア算出に使い経済的信用だけに留まらない信用をスコア化した点に特殊性があるのだと思います。

 スコアが下がっているのを放置すると飛行機に乗れなくなったりするそうです。

 

 

ここでは、日本において信用スコアがどのように普及するかや信用スコアの可能性について考えていきたいと思います。

 

中国では普及した信用スコアですが、現状日本で普及しているという話を聞きません。「日本では個人情報の扱いが厳しいから普及しない」というのがよく聞く意見ですが、私は日本が個人情報の扱いに厳しいというよりは個人情報を使おうとした企業が拙いように感じています。

 

 先日LINEスコアを利用してみましたが、どの情報をスコアの算定に使っているのかがよくわかりませんでした。公式ブログなどを見てもスコア算定にどの情報を使うかなどは載っていませんでした。

 もちろん不正を防ぐためにアルゴリズムの完全な公開ができないことは理解できますが、どんな情報がとられているか分からないというのは個人情報が使われる以上の不安があるとお思います。

 

 

 

次は信用スコアの可能性についてです。

 

信用スコアの使い方は少額の融資における融資額や金利といった条件の決定で使う他、レンタカーや家の賃貸などの条件でも使われる可能性があります。(いずれも中国での実例)

特に少額融資に信用スコアが使われるようになれば、従来の金融機関からはお金を借りられなかった個人でも適切な金利でお金を借りられるようになり悪徳金融業者の駆逐に繋がるのではないかと期待しています。

 

 これだけでも十分に素晴らしいと個人的には思うのですが、私は車の信用スコアもあってもいいと思います。

 ドライブレコーダの情報から安全運転度合いや法令遵守の度合いを測り自動車保険、自動車ローン、レンタカーなどを利用する条件の決定に活かすのです。技術的には自動運転技術を使った標識の読み取りと実際の自動車の挙動をモニターする装置があれば十分に可能なはずです。実際の道路における映像の生データも手に入るので一石二鳥です。

 

 類似した制度として、免許証の色分けやドライブレコーダーの内容を元に保険料を変動させる保険などはあります。しかし、免許証の色分けは運転していない運転をした際に事故を起こす可能性の高い人物がゴールドカードであったりしますし、ドライブレコーダーのついた保険もデータを活かせていないように感じます。

 

この、ドライブレコーダーの内容を元にスコアをつけるシステムが普及すれば自動車がマナーや法令を遵守するようになり道路がより安全な空間になるのではないでしょうか?二種免許をスコアが上がれば自動的に付与するようにすれば商業運転者の質向上にもなるかもしれません。

 

 

 

 

 

(あまりにブログを書かない時期が長くなってしまったので、質より量の方針に切り替えました。文章グダグダです)

 

 

参考文献

アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム