よい文章を書く方法 覚え書き
良い文章とはどのような文章であり、どのように書けば良いのでしょうか?ここでは、今までに教えてもらったテクニックや解説書に書いてあったことの中で簡単に実践できることを書いていきます。
まず、良い文章とは一体どのような文章でしょうか?
答えは、「読みやすい」そして「主張がはっきりと分かる」文章です。
この問いの答えは、書きたい文章が小説なのかエッセーなのか、ビジネス文書なのかによって変わってきます。なのでここでは、ブログ記事を書くことを想定した答えを設定します。
以下で「読みやすい」と「主張がはっきり分かる」をどのように達成していくのかについて書いていきます。
「読みやすい」文章はどのように達成されるのでしょうか? 僕の答えは、
1.3個以内の要素にまとめる。
2.抽象ー>具体の順番で書く。
です。
1つ目の3個以内の要素にまとめるべき理由は、4個以上になると1つ目を忘れるからです。4個以上の要素を覚えられないというのは経験則の範囲を出ないものですが、日本全国に数多く見られる日本3大〇〇を見ればそう大きく的を外れた意見ではないと思います。
2つ目の抽象—->具体の順に書くべき理由は、読者が問いかけながら読むことができるからです。1文目を読んで読者が疑問を持ち、2文目でその疑問を解消するという書き方をすれば自ずと筆者と読者の対話が成立して文章は読みやすいものとなります。
では次は「主張がはっきりと分かる」にはどうすれば良いのでしょうか?
その答えは、
1.1つの文章に主張は1つだけ。
2.主張から外れた内容を書かない。
です。
どちらも当たり前のことであり、2つも3つも主張があっては読んでいて疲れてしまいます。関係のない話を読んで主張が伝わりやすくなる訳がありません。
以上の議論をまとめると、読みやすくて主張がわかりやすい文章を書くために必要なことは、
1.3個以内の要素で書く。
2.抽象→具体の順で書く。
3.1つの文章に1つの主張。
4.主張から外れた内容を書かない。
となります。
「4つの要素にしてあるじゃないか」というツッコミは容易に想像がつきますが、修行中の身である故御容赦下さい。