問題演習「財務体質」会計に関する課題
応用情報技術者試験午後問題ストラテジを解きました。
結果は11問中7問正解。記述は取れていたの合格点は取れたと思いますが、ストラテジーは武器にしていきたいのでこの結果は少々不本意です。
今回の問題の概要は賃借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、株主資本等変動計算書を見て答える問題でした。
キャッシュフロー計算書の現金主義に対する損益計算書の( )主義を選ぶ問題だったのですが、発生主義という言葉を知らなかったため回答できませんでした。
黒字倒産の理由を答える問題は最初「売り上げがあるが現金がないから」と書いたのですが、途中で売り上げがあっても黒字とは限らないと気づき「利益があるが現金がないから」に変えて正答しました。
次の問題はキャッシュフロー計算書の営業活動、投資活動、財務活動に関するキャッシュフローがプラスかマイナスかを答える問題でした。
この問題を解くときに財務諸表ばかり見てしまいヒントがなく答えられないと思ってしまったのですが、実際は問題文の初めのほうに書かれた文が答えになっていました。
積極的な工場への投資(投資キャッシュフロー)を営業活動から生み出されるキャッシュ(営業キャッシュフロー)と銀行からの借り入れ(財務キャッシュフロー)で賄うと書いてありました。(カッコ内は補足)
よって投資キャッシュフローは会社から出ていっているのでマイナス。
ないものを投資に回せるはずがないので営業キャッシュフローはプラス。
借り入れを行っているので財務キャッシュフローもプラス。
次の問題は財務体質の改善案への穴埋め問題でした。
改善案は3つ示してあり、
- 売上債権を減らす(代金を早く払わせる)
- 抱える在庫を減らす(JIT方式)
- 買掛債権の支払いを遅らせる(代金を後払いにする)
3つ目が文全体を選ぶようになっていてほかのものは
最後は記述で売上債権を減らしたいのに実際は増えていることを指摘して、利益は上がったが配当金を据え置きにすることで自己資本比率が上がる理由を書けば完成です。
反省点
今回は会計に関する知識の不足に泣かされました。
財務諸表の読み方に関しては日経新聞に書かれていたものを流し読みした程度だったので放置してある会計の入門書に再び手を付けてみようと思います。