ビデオ通話
SF映画「インターステラ」を観ました。
インターステラでは宇宙船と地球でリアルタイムでビデオ通話をするシーンがあります。(リアルタイムで通話をするシーンは最初だけですが)
このシーンで少し気になったのは通話相手がカメラ目線をしているんです。
試してみるとわかりますが、ビデオ通話でカメラ目線をするのは少し難しいです。なぜならビデオ通話でカメラ目線をするためには相手の顔が写っている画面から少しずれた場所にあるカメラを見なければ いけないからです。これは「人の目を見て話す」という原則に反してしまいます。
目を見て話そうとすると今度は不自然に視線をずらして喋る人になってしまいます。
この現象をどうにか改善できないか考えてみました。まずは物理的な解決策です。
モニターの相手の顔が来る位置にピンホールカメラを設置すれば相手の顔を見つめたまま喋ることができます。しかし、画面に穴を開けるとどうしても目立ってしまいビデオ通話専用の機材くらいにしかこの解決策は使えません。
バードウェアで対応できないならソフトウェアで対応するまでです。
複数のカメラで喋っている様子を撮って、それらの映像を合成して正面を向いて喋っているように加工すれば良いのではないでしょうか?目の位置などをあらかじめ登録しておけば、話者がどの方向をどのくらい向いているかを測るのは簡単でしょうしカメラに映らない部分を別のカメラで補えば簡単に作れると思います。
思います。
多分思います。
いつの日か、こういうものを簡単に作れると断言できる エンジニアになりたいと思っています。
追記