ソフトウェアエンジニアに向けて勉強中です(今は応用情報技術者、そのあとはjavaをやろうと思っています)。 ここでは、勉強のこと趣味のことを書き連ねて行きたいと思っております。

読書遍歴

アニメの感想、本の感想、資格勉強の内容、プログラミング学習についてなどを短くまとめます。

コンテンツ産業の過当競争について

動画配信、出版、ゲームは消費者の時間という有限の資源を求めて争っています。しかし、このまま争いが続けば潰し合いは続くでしょう。その潰し合いがそれぞれのサービスの質を上げるという面も確かにあるとは思いますが、不毛な戦いであることもまた確かであると思います。

 個人的には、このまま競争が過熱していき特定の産業の衰退につながる事態を憂慮しています。具体的には出版業界の衰退です。 

ここでは、いくつかの解決策について考えてみたいと思います。

 


これらの産業(以下コンテンツ産業)が取り合っている時間資源は「消費者数×可処分時間」で表現できます。なのでここでは、消費者数を増やす方法と可処分時間を増やす方法に分けて考えてみましょう。

 


まず消費者数を増やす方法です。コンテンツ産業は言語や文化に依存した産業ですので単純にスマートホンなどの消費用ガジェットを配れば解決するものでは無いと思います。

やはりコンテンツ産業は多言語への翻訳や各文化圏にローカライズした作品作りを行うべきでしょう。各産業はより広いマーケットへアクセスし、消費者はより多様なコンテンツに接することができる。win-winです。

 


次に可処分時間を増やす方法について考えてみます。

人間の時間はどうあがいても二十四時間ですし、睡眠時間を削るわけにもいきません。なのでそれ以外の時間でコンテンツの消費に回せる時間を考えてみます。

 


「労働時間」と「通勤時間」

通勤時間はともかく、労働時間は無駄な時間であるとは言い難いでしょうがそれでも短縮する努力が可能な時間であると思います。そしてこれらの時間を短縮する方法はすでに出揃っていると思います。

個人的な感覚では時間そのものは減らなくとも通勤ラッシュがもう少し緩和されれば通勤通学中にコンテンツを消費する余裕が生まれるのでは無いかと思いますが。

 


コンテンツ産業の各社は上記のことを実現できる分野への投資を行う動機があると思います。(1社ではやりにくいでしょうが)